2022/7/30(土)~2022/8/31(水)
夏音が重なりあいそのシンフォニーはあの日の夏の記憶を甦らせる。
縁側、蝉の鳴き声と風鈴の音。テレビからは高校野球の興奮ぎみな解説とバットの金属音。近くの通りをわらび餅売りの車がゆっくりと走り、プール帰りの子どもたちは甲高い声をあげながら通りすぎる。とこかで花火が上がる。祭りのやぐら、神輿に音頭。
夏の企画展としては今年で3回目になります。様々な夏の記憶を音とともに呼び起こしあの日過ごした夏の日(それが想像したものだとしても)を追体験できるような、たとえ今年の夏がまた制限されたものになろうともここにはあの夏ある、そのようなコンセプトで開催しています。
展示作品を見ることで沸き上がる感情により新たな夏の記憶として末永く心に残るものとなりますように。